よくある質問

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Q1、1~2歳の時期のいやいやがひどいです。どうしたらいいですか?

Q2、就園前の子どもの子育てでわからないことが多く不安です。

Q3、2歳を過ぎたのですが、ことばが少なく心配です。

Q4、3歳から幼稚園に入園しました。幼稚園の先生から、一人で遊ぶことが多いと言われました。お友達ができるか心配です

Q5、乳幼児の子どものどんなことがあったら相談するといいですか?相談ではどんなことをするのですか?

Q6、就園前の子どものことばや、コミュニケーションが心配です。何か支援はありますか?

Q7、「親子教室」はどんなところですか?

Q8、4歳の子どものことばや、コミュニケーションが心配です。何か支援はありますか?

Q9、「幼児支援教室」はどんなところですか?

Q10、小学生の子どもです。“エールぎふ”に相談すれば、すぐに発達検査をしてもらえますか?

Q11、学習障害かもしれない・・・どうしたらよいですか?

Q12、集団への適応が困難な子どもたちのための、放課後の居場所や学習支援をしてもらえるところはありますか?

Q13、子どもをつい叱ってしまいます・・・どのように声をかけたらよいですか?

Q14、小学生の子どもの発達が気がかりな保護者同士、悩みを共有できる場はありますか?

Q15、不登校の相談をすると、どのような支援を受けられますか?

Q16、義務教育終了後、どのような悩みをもった若者が相談に来ますか?

Q17、才能伸長・自立支援係では、どのような支援をしてもらえるのですか?

Q18、子どもが社会に参加する中での不安や悩みを共有する場はありますか?

Q19、児童虐待ってどんなものですか ?

Q20、児童虐待の相談・通告をしようか迷っています。もし間違っていたらと思うと不安です。通告したことが保護者に知られませんか?

Q21、しつけと虐待はどう違うのですか

Q1、1~2歳の時期のいやいやがひどいです。どうしたらいいですか?
A1、1歳代後半になると自我の芽生え、心の自立が始まります。自分でやりたいけれど、うまくできなかったり、好きな色やおもちゃなど自分なりのこだわりから「いや」と自己主張したり、泣いたりします。お子さんの気持ちを代弁したり、「どうしたの?」と言いながらさりげなくサポートして、できた経験をたくさん積みましょう。また、「赤色と黄色とどっちにする?」とお子さんに選択させたり、「お茶を飲んで一休み」といったように気持ちの切り替えを促すのも一つです。いやいや期は、保護者もイライラすることが多くなります。保護者の方も、気分転換をしましょう。おやこつうしん(自我の育ち)

Q2、就園前の子どもの子育てでわからないことが多く不安です。
A2、気軽に話ができる相手もいないときなど、自分の子育てがこれで大丈夫か不安になりますよね。こちらには親子教室(1~3歳未就園児で心身の発達に心配があるお子さんのための教室)で発行している「おやこつうしん」を掲載します。子育てのヒントになることがたくさんありますので、一度ご覧ください。おやこつうしん(着脱) おやこつうしん(おやこでいっしょにあそぼう!) おやこつうしん(自我の育ち) おやこつうしん(散歩へでかけよう!)おやこつうしん(やってみるから、みててね)

Q3、2歳を過ぎたのですが、ことばが少なく心配です。
A3、1~2歳のころは、ことばの獲得や成長に個人差があります。ことばを話すまでには、「耳は聞こえているか?」「話していることばをキャッチできているか?」「自分から相手にことばで伝える気持ちがあるか?」等いろいろとステップがあります。お子さんが、どの段階にいるのか?普段の生活の中でじっくりとお子さんの様子を観察してみてください。お子さんの状況に合わせた大人のかかわり方や工夫によって、その姿に変化があれば続けましょう。お子さんと一緒に楽しめる親子あそびやお家でのお手伝い等親子で関わり合いながら過ごしてみましょう。

Q4、3歳から幼稚園に入園しました。幼稚園の先生から、一人で遊ぶことが多いと言われました。お友達ができるか心配です。
A4、 お子さんにとっては、幼稚園という初めての集団活動になります。最初は、緊張や保護者と離れることに不安で泣くなど、大変だったことでしょう。しかし、しばらくすると、園の生活のリズムがわかり、見通しができると、お友達がやっていることなどに目が向くようになります。一人で遊ぶことが、どんな時にあるのか?先生の声掛けでお友達と一緒に遊ぶのか?みんなと遊ぶあそびが限定されているのか?など園での様子を詳しく先生に聞いてください。先生から、一人で遊ぶこと以外にもお子さんが困っていることがある様子を話されたなら、園でのお子さんの様子を、乳幼児相談員が見に行き、園の先生と保護者と話し合うことができます。園からの申し込みとなりますので、園の先生に相談してください。

Q5、乳幼児の子どものどんなことがあったら相談するといいですか?相談ではどんなことをするのですか?
A5、普段の育児の中で、ことばがゆっくりなことや、歩きだしたらよく動いて目が離せないこと、かんしゃくがひどいこと、人見知りがはげしいことなど、育てにくさや大変さを感じたら、乳幼児健診時に保健師等へ相談していただくか、“エールぎふ ”総合相談へお電話してください。(0120-43-7830)
乳幼児面接相談では、今までの成育歴や今のお子さんの様子、保護者の方がどんなことを相談したいのかを職員が聞き取ります。また、保護者の了解を得て、お子さんの得意なところ、苦手なところを絵カードや積み木などの道具を使って確認します。その結果と、お子さんが困っていることについて説明します。必要なときは、お子さんの発達を促す情報提供として、家での関わり方、親子教室、幼児支援教室、療育機関、医療機関などについて話します。(面接時間:おおよそ1時間30分~2時間)
面接相談は、お子さんの発達について知識と経験のある専門の職員がしています。

Q6、就園前の子どものことばや、コミュニケーションが心配です。何か支援はありますか?
A6、エールぎふでは保育所(園)・幼稚園・こども園に通う前のお子さんの「話せることばが増えない。」「落ち着きがない。」「恥ずかしがってばかりで私から離れてくれない。」「走り回って、ちっともお友だちと遊ばない。」など、発達に心配を持っていらっしゃる保護者の方とお子さんと一緒に、遊びを通して人とふれあう楽しさや、コミュニケーションの広がりを育てていく「親子教室」を開催しています。何人かのお子さんと一緒に遊びます。費用は無料です。

Q7、「親子教室」はどんなところですか?
A7、保護者の方と一緒に楽しむ手遊び・ふれあい遊びや、テーマを決めて楽しむ遊び、おもちゃを使って遊んだり自分の体を思いきり使ったりする遊びなど、いろいろな遊びを考えています。家庭でも楽しめる遊びがたくさんありますので、お子さんと一緒に保護者の方にも楽しんでいただければと思っています。保育士、保健師 、乳幼児相談員などの”エールぎふ”のスタッフが運営しています。
「親子教室」についてくわしくはこちら

Q8、4歳の子どものことばや、コミュニケーションが心配です。何か支援はありますか?
A8、ことばの発達が心配なお子さんや、友だちと一緒に遊んだり活動したりすることが苦手なお子さん(3~5歳児)を対象にした、「幼児支援教室」というものがあります。本人の興味、関心のある「あそび」を通して、ことばやコミュニケーションの力を豊かにしていくことを目的とした教室です。保護者と親学級(保育所(園)、幼稚園)との連携を図り、日常生活での育ちを大切にしています。また小学校とも連携を図り、就学への支援に努めます。

Q9、「幼児支援教室」はどんなところですか?
A9、市内8か所に教室があります。原則、居住地区に応じて教室を決定します。一人一人の発達に違いがあるため、それぞれの興味関心にあわせ、指導内容を考えています。コースは「通級コース」(月2回程度)、「相談コース」(月1回)があります。どちらも原則60分です。利用を希望される方は、”エールぎふ”総合相談(0120-43-7830)へお電話ください。幼児支援教室は入級基準を設けています。
「幼児支援教室」についてくわしくはこちら

Q10、小学生の子どもです。“エールぎふ”に相談すれば、すぐに発達検査をしてもらえますか?
A10、発達検査のみの相談は、行っておりません。
 “エールぎふ”では、まず保護者の方と面談をさせていただきます。面談では、困り感や生育歴、家庭や学校での様子をじっくりとお聴きしながら、お子さんの状況を把握します。聴かせていただいた内容からでも、家庭でのかかわり方や学習の仕方などアドバイスさせていただくことができます。必要に応じて発達検査を実施することもありますが、その際には、必ず保護者の方の承諾を得てから行います。
 通級指導教室を利用したいなど、診断を伴う発達検査を希望する場合は、医療機関をお勧めすることもあります。(“エールぎふ”では、診断はできません)

Q11、学習障害かもしれない・・・どうしたらよいですか?
A11、「ひらがな・カタカナが読めない、書けない」「漢字がなかなか覚えられない」「鏡文字になってしまう」など、学習につまずいているお子さんをもつ保護者の方から、このような内容の相談を受けています。要因としては、音韻処理がうまくできない・目と手の協応が難しい・不注意など、お子さんによってそれぞれ違います。
 まずは、保護者の方に来所していただき、どのようなことにお子さんが困り感をもっているのか、お話を聴かせていただきます。テストやノートなど、学習の様子がわかるものをお持ちください。

Q12、集団への適応が困難な子どもたちのための、放課後の居場所や学習支援をしてもらえるところはありますか?
A12、現在、不登校や発達障がいなどにより、集団への適応に困難を有する児童生徒の数は、年々増加しています。岐阜市には、自分の存在を大切にしてもらえる居場所として、学習支援教室がいくつかあります。学習支援だけでなく、じっくりと話を聴いて悩みや思いも受け止めてくれます。
「NPO法人 仕事工房ポポロ」  岐阜学習支援ネットワーク

Q13、子どもをつい叱ってしまいます・・・どのように声をかけたらよいですか?
A13、頑張ってほしい、できるようになってほしいという思いは親の気持ちとして当然です。だからこそ、つい叱ってしまいがちです。“エールぎふ”発達支援係では、子どもの行動の見方を変えてよりよい親子関係を築いていくための研修プログラム「ペアレント・トレーニング」を行っています。子どもにどのような声かけをしていったらよいか、迷ってみえる保護者の方には、来所相談以外にも「ペアレント・トレーニングお試し編」(年3回実施)を紹介しています。
「ペアレントトレーニングお試し編」についてくわしくはこちら

Q14、小学生の子どもの発達が気がかりな保護者同士、悩みを共有できる場はありますか?
A14、、”エールぎふ”では、保護者の会「ゆったりゆったり」を開催しております。お子さんの発達が気がかりな保護者の方を対象とする会です。小グループで保護者同士が、お子さんの困り感や学校でのトラブル、就学の悩みなどについて語らう場です。幼児や小学生のお子さんをもつ保護者の参加が中心ですが、子育ての先輩である中学生や高校生のお子さんをもつ保護者からもアドバイスを受けることができ、心の安定を図るとともに、子育てのヒントを得る機会となることをねらいとしています。また、年に1回、10月に、「小学生の子育て ゆったりゆったり」として、主に小学生のお子さんをもつ保護者を対象とした会も開催します。
「ゆったりゆったり」についてくわしくはこちら

Q15、不登校の相談をすると、どのような支援を受けられますか?
A15、小中学校のお子さんで、登校しぶりや不登校のお子さんの、本人及び保護者や教職員の相談に、電話や来所、訪問等で、下記のような支援を行っています
(1)不登校のお子さん自身が抱えている悩みの解決法を、共に考えていきます
本人に来所していただき、困り感や思いを聴くなかで、本人のよさを認めながら、自己肯定感や自己有用感が、少しずつもてるようにしていきます。
(2)お子さんの不登校や登校しぶりの状況に合わせた対応について、アドバイスをしています
保護者や教職員に来所していただき、お子さんの不登校状況を把握し、よりよい接し方や支援の方向を一緒に考え、提案させていただきます。
(3)不登校児童生徒を対象にした「子ども・若者自立支援教室」での活動をとおして、社会的自立を促していきます
「子ども・若者自立支援教室」についてくわしくはこちら
(4)ひきこもり傾向で、自宅以外での活動が困難な児童生徒へのアプローチとしてアウトリーチ支援を行っています
各自立支援教室だけでなく、児童生徒宅の近くの公共施設(公園、コミュニティセンター、図書館等)を利用し、話や活動を一緒に行う等、教育支援員が自立支援教室以外の場所へ出向いて支援を行っています。
学校職員(先生やほほえみ相談員等)の方と共に、一緒に活動をさせていただきます。
(5)不登校児童生徒の保護者の会「ぼちぼちいこか」を開催し、不登校に対する考え方を、保護者同士が互いに考える場を設けています
不登校や登校しぶりで悩まれている保護者が集まり、お子さんに対して困っていることや保護者としての思いを交流する中で、お子さんへの見方や接し方について考える会を開催しています。
 保護者の会には、元不登校であったお子さんやその保護者にも参加いただき、体験をもとにした子どもへの対応の在り方を聴く機会も設けています。年10回(5~2月までの月1回)、開催しています。参加は自由参加となっていますので、事前の申し込みはいりません。
「ぼちぼちいこか」についてくわしくはこちら  

Q16、義務教育終了後、どのような悩みをもった若者が相談に来ますか?
A16、(1)子どもの生活態度が乱れている。注意するとついつい親子ゲンカになってしまって、どうしたらいいのかわからない・・・。
(2)中学校を卒業した後、進学も就職もできなかった。今後できれば高校進学をしたいが、今の生活のままでは・・・。
(3)中学を卒業した。ただ何となく毎日を過ごしているが、将来は働かなければと思っている。そのために、どう生活を立て直したらいいのか・・・。
(4)子どもが高校に入学したが、学校生活に適応できず欠席が続いている。昼夜逆転しているし、どうしたらいいのか・・・。
(5)子どもが高校を退学してしまった。これからの生き方について、どうサポートしていったらいいのかわからない。
(6)働きたいとは思っているけれど、そのためにどんなことをしたらいいのかよくわからない。
(7)働きたいとは思っているが、人と関わることが苦手で、やっていく自信がもてない。
“エールぎふ”では、義務教育終了後の若者に対する支援を「才能伸長・自立支援係」が行っています。

Q17、才能伸長・自立支援係では、どのような支援をしてもらえるのですか?
A17、様々な問題に対して、自分で解決できるようにサポートをします。才能伸長・自立支援係では、3つの分野があります。
(1)問題行動:いじめの問題、人間関係の不具合、ひきこもり、非行など、社会的な関係の中で起こる不適応な行動について、相談と改善に向けたサポートをします。
(2)才能伸長:将来の方向性を見つけられない若者に対して、自己の特性や適性を理解するための支援を行い、これからの目標を一緒に見つけていきます。
(3)就学就労:「進学したい」「就職したい」という自己実現に向けて、意欲を高めるサポートをします。

Q18、子どもが社会に参加する中での不安や悩みを共有する場はありますか?
A18、”エールぎふ”では、保護者の会「ゆうゆうと」を開催しています。「ゆうゆうと」とは、お子さんが社会に参加していく中で、様々な不安や悩みを感じておられる保護者の方を対象とする会です。保護者同士で小グループをつくり、お子さんが困っていることや学校・家庭等でのトラブル、就学・就労の悩みなどについて語り合う場です。
 中学生以上のお子さんをもつ保護者の方が中心ですが、子育ての先輩で ある義務教育終了後のお子さんをもつ保護者の方と語り合い、何らかのヒントを得たいと思っておられる保護者の方の参加も可能です。様々な不安や悩みは、すぐに解決できることではないかもしれませんが、互いの経験や困り感を交流する中で、見方や考え方、対処方法等に何らかのヒントが見つかり、少しでも心の安定につながることを目指しています。
「ゆうゆうと」についてくわしくはこちら

Q19、児童虐待ってどんなものですか?
A19、児童虐待は、児童虐待防止法で、4つに分類されています。これらが重複して起こることも少なくありません。
◇身体的虐待
子どもの身体に外傷が生じ、または生じるおそれるのある暴行を加えることです。
●殴る ●蹴る ●叩く ●投げ落とす ●首をしめる ●溺れさせる ●タバコの火を押し付ける ●戸外に締め出す ●泣き止まない赤ちゃんを激しく揺さぶる など
◇心理的虐待
子どもに著しい心理的外傷を与える言動を行うことです。
●言葉で脅す ●他のきょうだいと著しく差別した扱いをする ●無視や拒否的な態度を示す ●子どもの自尊心を傷つけるような言動がある●子どもの存在を否定する ●子どもの面前で配偶者などに暴力を振るう など
◇ネグレクト
子どもの心身の正常な発達を妨げるような減食、長時間の放置、同居人等の虐待行為の放任など、保護者としての監護を著しく怠っていることです。
●食事を与えない ●入浴をさせない ●汚れた衣服を着続けさせる ●重大な病気やケガをしていても、医師の診察を受けさせない ●子どもの意思に反して学校などに行かせない ●車や家の中に乳幼児を放置する など
◇性的虐待
子どもにわいせつな行為をしたり、させたり、見せたりすることです。
●性的ないたずら(触る/触らせる)をする ●性器を見せる ●子どもの裸を撮影する など

Q20、児童虐待の相談・通告をしようか迷っています。もし間違っていたらと思うと不安です。通告したことが保護者に知られませんか?
A20、虐待ではなかったとしても、罰せられることはありません。むしろ、確信がないからと見過ごすことのほうが、子どもに重大な結果を招くおそれがあります。通告を受けた市や子ども相談センターなどは、通告した人や内容などの情報を漏らしてはならないと決められています。通告した人が特定されるような情報が保護者に知られる心配はありません。
児童虐待の相談・通告先は
〇児童相談所虐待対応ダイヤル 189(無料)(いちはやく)
※岐阜市内からかけると、岐阜県中央子ども相談センターにつながります。24時間365日対応しています。
〇岐阜県中央子ども相談センター TEL 058-201-1582
〇岐阜市子ども・若者総合支援センター“エールぎふ” TEL 058-269-1600(虐待通告専用)
◎緊急を要する場合は110番通報をお願いします。

Q21、しつけと虐待はどう違うのですか?
A21、「しつけ」とは、基本的な生活習慣や社会の規則・礼儀・作法など、社会生活を送るために必要なことを身に付けられるよう、根気よく伝えていくことです。子どもの発達や理解度を考慮しながらおこなっていくもので、暴力や暴言で子どもを保護者に従わせることではありません。いくら保護者が子どもをかわいいと思い、子どものためを思ってしている行為でも、子どもにとって有害でないかと考える必要があります。