自立支援教室

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 不登校となっているお子さん(岐阜市内の不登校児童・生徒及び、15歳以上18歳以下の就学していない若者)を対象に、その登校状況の改善を図ったり、社会的な自立に向けた力を培ったりする教室です。

支援について

・情緒の安定を図り、生活や学習のリズムを作る

 登校渋りや、不登校には様々な要因があり、子ども自身にも理由がわからないケースもあります。自立支援教室のゆったりとした空間で生活や学習をし、まず日常生活のリズムを整えます。学校に行けないことで本人が責められたり、自分自身を責めたりしている状況から少しずつ開放されることで心身の安定を図り、活動のエネルギーをたくわえます。

・仲間とともに活動できる力を身に付ける

 社会は「他者とのかかわり」で成り立っています。具体的な活動を通して、場面や状況にふさわしい行動の仕方を身に付けると同時に、自分以外の人の思いを察したり想像したりして、他者との好ましい距離の取り方を学びます。また、仲間と力を合わせて何かを作り上げたり、お互いのよさを認めあったりすることで、責任感を培ったり、協働することの面白さを味わったりすることができます。

・自己肯定感を高め、自立に向けた自信をもつ

 多くの人とのかかわりや活動を通して、自分のよさや課題点を正しく理解し、自分を肯定できるようになることは自立への第一歩です。「他者とともに社会の一員として生きる自分」を具体的にイメージできるよう、一人一人に合わせたプログラムに基づいて継続的に支援をしていきます。

自立支援教室の概要

岐阜市子ども・若者自立支援教室は、岐阜市内4か所(明徳、七郷、岐陽、芥見)にあります。

アクセス

活動内容

①日常活動

・「学習タイム」での学習習慣の育成→基礎学力を付ける自主学習、一人一人に応じた教科学習

・個人の興味、関心を伸ばす活動(読書、創作、スポーツ等)

・仲間とかかわる活動(集団遊び、スポーツ、レクレーション等)

②ふれあい活動

・多様な体験活動(作品作り、宿泊体験活動、社会見学等)

・達成感、成就感、自己肯定感、自己有用感、社会性の育成

自立支援教室通所までの流れ

・自立支援教室の利用を希望される方は、在籍の学校へご相談後、“エールぎふ”総合相談へご連絡ください。

総合相談:フリーダイヤル 0120-43-7830

・教室について説明を受けたうえで、体験通所を行います。

・体験通所(1ヶ月ぐらい)を行った後、本人、保護者、“エールぎふ”教育支援員、学校教職員の四者が参加し受理面談を行った上、受理会議を行います。正式に受理した場合、学校長をとおして「通所承認通知書」を送付し、その後正式通所となります。

ふれあい通信   4月号